《A Rees Torso silver》
《Adriaan Rees The Beast 2017》
〘4部作からなるパフォーマンス〙
[第一部] "Drei Hasen : March from Inaba" (3匹の野ウサギ, 因幡からの行進) 9.12(月) 江ケ崎八幡神社
[第二部] "Drei Hasen : Quarte mains" (4つの手) 9.16(金) kaneko art gallery
[第三部] "Drei Hasen : Shiro" (White/白) 9.10(Sat) Gallery KTO substitute "Blues Dress"(東京・渋谷)
[第四部] "Drei Hasen : Looking for Satellites (Tokyo Nights)"(東京の空/衛星を探して) 9.13(Tue) TS4312 (東京・四谷)
主催:kaneko art gallery
後援:オランダ大使館
『作家 アドリアン・リース氏について』
アドリアン・リース(1957年、オランダ・アムステルダム生まれ)は、アムステルダムと中国・景徳鎮の2拠点を中心にアーティストとして活動しています。大規模なプロジェクトや公共空間のための作品で知られているリースは、陶・磁器による彫刻表現を中心に、他にもブロンズ、ガラス、テキスタイル、石膏、石など様々な素材を使った彫刻・インスタレーション作品を制作し続けています。そして近年は、写真やビデオによる作品、パフォーマンス制作も手掛け、その表現の幅を広げています。
リースは2000年代以降、アジア、特に日本、韓国、中国への旅を通じて、これらの文化に強い影響を受けました。
彼は現在、中国の景徳鎮にも居を構え、地元の何千人もの職人たちに混じって、自身のスタジオで制作を行なっています。
彼が初めて日本に来たのは、1998年のこと。そのとき彼は、オランダのハーグにある「ストルクチュール68」のマネージング・ディレクターであるトロンピー氏の紹介状を携え、京橋の「かねこ・あーとギャラリー」を訪れました。先代オーナー・金子多朔との出会いを通じ、彼は日本での活動を開始しました。
「かねこ・あーとギャラリー」(京橋)での数回の個展、オランダで発行していた作品集の「日本語版」の刊行などを経て、「滋賀県立陶芸の森」,「常滑・陶芸研究所」(INAX・当時) ほか各地に招かれ、滞在制作・講演・特集展を行なうなど日本との縁を深めてゆきました。
今回のアドリアン・リースの来日招致プロジェクトは、2015年10月以来、実に約7年ぶりとなる日本での新作発表の展覧会と、日本では初めてとなる新作パフォーマンスの発表を計画しています。
アドリアン・リースは自分をコスモポリタンだと認識しています。そしてまるで放浪者のように世界を歩き回りながら、自分の作品がユーラシア大陸の東と西、アジアとヨーロッパの文化の対話の架け橋になることを思い描いています。
2021年のヨーゼフ・ボイス(1921-1986 ドイツの現代アーティスト『ユーラシア』を主要なテーマのひとつとして制作活動を行なった) へのオマージュとなるパフォーマンスを準備する中で、彼はボイスが日本へのアプローチを完遂することなく旅立ち、やり残した仕事の一つとして今自分の前にあるのだと感じるようになりました。
彼はそれを引き継ぎ、新たな形で、自身のオリジナルな形で、今この時代に実現させたいと考えています。
カネコアートギャラリー 金子太郎
展覧会 (現代陶芸, そして 陶土によるドローイング)
[Ⅰ] "Across Eurasia" (ユーラシアの彼方から) 9.3 - 9.27 Gallery KTO (東京・神宮前)
[Ⅱ] "Earth drawings and fire works" (土による絵画、そして窯の作品) 9.16 - 10.10 kaneko art gallery
Copyright (c) 2022 KANEKO ART LLC. , Adriaan Rees and Coppejans Gallery, All Rights Reserved.
* 全ての仕事はカネコアートギャラリーとアドリアン・リースさんによるものです。
資料作成:kaneko art gallery