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石川竜一

草の肌

2021.11.27.Sat ~ 2022.01.18.Tue
GALLERY KTO 原宿
13:00 ~ 18:00 closed on Wed ~ Fri.
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石川竜一「草の肌」展を開催いたします。
石川の作品にはなにが写っているのだろうか?
そこに現れる人物はドキリとするほどに見慣れない人々で、真っ直ぐ前を見据えている。
しかし町中や海辺の街道でこの人達にすれ違ったら、視線を合わせることができるだろうか?
彼らは自らを強い日照りから守り、その装いは個性的でなぜか若々しい魅力を発している。
もう一つの被写体の植物は、天に向かって開いている。
退屈なほど何処ででも目にしそうな草ぐさの一つ一つに、我々が視線を向ける時間を持つことはほとんど無いだろう。
過酷な環境の中でも自ら水を蓄え生き抜く草ぐさも青々しく生い茂る。
そのどちらも過酷な現実世界の中にあって、若々しい水々しさが身体に染み渡っている。
水の雫が滴り星の光のように輝いて見える誰かたちと草たちをモチーフにした、石川竜一の作品群を展示いたします。是非この機会にご高覧ください。

協力:赤々舎

石川竜一
1984 年沖縄県生まれ。2010 年、写真家 勇崎哲史に師事。
2011 年、東松照明デジタル写真ワークショップに参加。
2012 年「okinawan portraits」で第35 回写真新世紀佳作受賞。
2015 年、第40 回木村伊兵衛写真賞、日本写真協会賞新人賞受賞。

主な個展に2014 年「RYUICHI ISHIKAWA」gallery ラファイエット(沖縄)、「zkop」アツコバルー(東京)、「okinawan portraits」Place M(東京)、「絶景のポリフォニー」銀座ニコンサロン(2015 年大阪ニコンサロン)、2015 年「okinawan portraits」The Third Gallery Aya(大阪)、「A Grand Polyphony」Galerie Nord(パリ)、2016 年、「okinawan portraits 2012-2016」Art Gallery Artium(福岡)、「考えたときには、もう目の前はない」横浜市民ギャラリーあざみ野、2017 年「OUTREMER/ 群青」アツコバルー(東京)、2021年「いのちのうちがわ」SAI(東京)。

主なグループ展に2016 年「六本木クロッシング2016 展:僕の身体、あなたの声」森美術館(東京)、「Body/Pla Politics」横浜美術館(神奈川)、2017 年「日産アートアワード2017:ファイナリスト5 名による新作展」BankART Studio NYK(神奈川)、2019 年「 Oh!マツリ★ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー」兵庫県立美術館(兵庫)。

写真集に『okinawan portraits 2010-2012』『絶景のポリフォニー』『adrenamix』『okinawan portraits 2012-2016』『いのちのうちがわ』(いずれも赤々舎)、『CAMP』(SLANT)。

協力:赤々舎

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