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鵜飼美紀

共有する範囲について

2022.05.28.Sat ~ 06.14.Tue
GALLERY KTO 原宿
13:00 ~ 18:00 closed on Wed ~ Fri.
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鵜飼美紀《The World in Between》

2021
ラテックス、POフィルム、木
サイズ可変
(写真:gallery21yo-j)
鵜飼美紀《Untitled》

1996
アメゴム・木 
サイズ可変
(写真:セゾン現代美術館)

<共有する範囲について>
わたしは主にラテックスというゴムを素材とし制作、また、ガラスの器に水を満たした作品、アメゴムの薄いシートを使った作品も展開している。その中でも、特に強い存在感を放つ素材がラテックスだ。液体ゴムのそれは少々扱いづらく、わたしがコントロールできる範囲を超え、美意識やイメージを軽く飛び越えてしまう。わたしが見ようとしたものは?わたしが突きつけられたものは?見ようとしたものと立ち現れたものの差異は、わたしを揺さぶる。受容なのか、拒絶なのか…戸惑いながらも曖昧なその境目に目を凝らす。

鵜飼美紀
1992 東京芸術大学美術学部油画専攻卒業
1994 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了

近年の展覧会歴
2011 「池内晶子×鵜飼美紀」gallery21yo-j/東京
2015 「Reflection:返礼—榎倉康二へ」gallery21yo-j,スペース23℃/東京
2018「ものあい」遊工房アートスペース/東京
2021「The World in Between」gallery21yo-j/東京

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