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大西晃生《paper craft (human) #17》
2021
アクリル, キャンバス
652×530×63mm
大西晃生《paper craft (human) #18》
2021
アクリル, キャンバス
652×530×63mm
interface
interface = (異なるものの)接触面・接点、共通の問題、インターフェイス ...
私はこれまで、人間の内包する複雑な感情や社会との表面的な関係性に対する興味から、 人間のイメージを代替可能な素材にすることで現代における人間とは何かを考えてきた。
装うということは、常に社会との関係性の中にある。
人がファッションとして衣服を身に纏ったとき、物質的には単なる布であったものに様々な意味が付与される。
他者との差異を表現する事、ファッションは現在の自分から逸脱し変身するという機能がある。
それは古来、仮面を身に付けた者が別の人格に変身し、新たな〈顔〉を手に入れるために機能していたように。
自己と他者の境界にある仮面、顔、または衣服について考えてみたい。
大西晃生
1996年 岡山県生まれ
2019年 京都精華大学デザイン学部卒業
GALLERY KTO所属作家
現代社会の匿名性、消費されるモノとしての視覚イメージを作品に取り込み、コミュニケーション不在の社会の寂寥を示唆する作品を制作している。 近年の主な個展に「persona」(N project、大阪、2023年)、「0」(GALLERY KTO、東京、2023)、「I'm tired」(GALLERY KTO、東京、2022)。 近年の主なグループ展に「connect」(TOKU Gallery、中国・南京、2023)「アルカイの空 – Sky of the beginning」(TAV GALLERY、東京、2023)、「シェル美術賞展 2020」(国立新美術館、東京、2020)などがある。
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